【展示会レポート45】主催者さんとのコミュニケーションも重要
~効果をつかむ展示会にするために~
2009年1月30日最終日、インターネプコンはじめ同時開催多数のビッグサイト東西ホールでの開催、無事3日間の会期終了、お疲れ様でした。
コム・ストーリーでは、初日、2日めとやまぐちが、最終日はウエダが出かけました。初日の午後は、かなり盛況でしたが、2日めは、さほど・・・。3日めも伸びは感じなかった、というのがウエダの考察です。それでも、目的意識を強く持った関係者は、来場されているはず。よい案件にめぐり会えたか、次につながるいい出会いを手にできたかどうか。問われるのは、その“質”。
積極的に展示会に出展されているK社の皆さんとはお顔なじみ。K社、今回のネプコン主催者、リード社ともいい関係を築き、情報交換をしているよう。今回の展示会では、西ホールにある受付の裏にブース設置。
◆K社はこの看板の裏手にあるので、見えません・・・。
[いい場所ではない]そうでしょう・・・。
でも、このK社、人が入るのですよね。大阪の会社さんですから、物腰柔らかな関西弁が魅力、ということもありますが。人を引き寄せるのは、社員さん。K社の社員さんたちは、展示会への理解度が違うと感じます。
K社M課長の言葉をご紹介。
「主催者の役割は、集客と人の流れを作ること。来場者の足を止めさせて、興味を持ってもらえるように惹きつけるのは、出展者の役目」
さて、今回のような場合、具体的にどのような実行をされたのか。
展示会での効果について[芳しくなかった]と評する会社さんから、聞くことが多いセリフ。
「天候に恵まれなかったから」
「来場者が少ないから」
「場所が悪いから」
「人が通らない場所だから」
「隣のブースが・・・前のブースが・・・」
展示会では確かに、場所が大切。
[いい場所]をキープするために、各社担当さんは苦労と工夫(駆け引き?)をされています。
◆本展示会初、第1回目のカーエレクトロニクス技術展
○A社の広報担当は、こう話してくれました。
「いい場所を取りたいから、今年の出展中に来年の出店申し込みをする。その代わり、絶対に場所を選ばせてもらうんです!!」
○違うA社の場合。
「出展者が勧めるガイドブックや、会場に広告を出す。その代わり、いい場所を要求します!」
○S社。出展予定のなかった展示会に、主催者からお誘いがかかる。出展社数が伸びずに苦戦中らしく・・・。その主催者の他の展示会にも数多く出展している、S社の対応は。
「場所を選ばせてくれるなら、その展示会にも出しましょう。●●できるここをキープできるなら」
上の3社は、よく展示会に出展しているという条件があるから、こんなことを言えるのかもしれません。
でも、冒頭で紹介したK社は、数多く出展していますが、出展者に言うセリフが違うのです。
○今回、西ホールの受付裏という、条件のよいと思われない場所に出展中、K社。
「西ホールに、人の流れがないじゃないか! 東ホールから西ホールへ人を流してほしい!」
「声が足りないんじゃないか。西ホールへ誘導する声も取り付けてほしい!」
出展者は、その声を聞いて、すぐに動いてくれたそうです。「それから、少し人の流れが変わり始めたよ」
また、こんな感想も伝えたようです。
「看板裏入り口に面して垂直に通路を配置しているけど、少し斜めに振った方がいいのでは?」
それによって、次のことが改善されると考えたから。
・出展しているブースの全貌が見えやすくなるのでは?
・他にも通路があることを来場者に歩きながら感じてもらえるのでは?
人の流れを作ることに対して、意見と感想にプラス、アイデアを伝える。K社は、お客様のみならず、主催者とも、会話をしておられました。お互いに高めあう気持ちで、「こうしたらどうやろう?」という提案スタイルで。それもすべて、効果が得られる展示会にする、という共通の目標に近づくために。
主催者に要求すべきことと、出展者が心がけるべきこと。
それぞれに考え方がありますが、求めるものは[質の高い出会い]それはお互いに変わらない。
やまぐち
【ご参考】
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