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展示会レポート

【展示会レポート6】海外どこでも赴任OK! “技あり”の言語習得術

国際電子部品商談展ですごい方とお会いしてしまいました!
「この方法で、4カ国語を操れるようになりましたよ」
というその方。タイ語、韓国語、中国語・・・!!!
「なんてことないですよ。現地に住んでいただけですから」
いえいえ。K社のI係長さま。誰でもできることじゃあないはずです。
きっと秘密があるはず! 聞きたい! その技!


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やっぱり、そこには“努力”がありました。
その“努力”との向き合い方に感心しきり。
苦しい努力ではなく、楽しい努力に変換して実行しておられる・・・。


持参するのは、真っ白なページ数たっぷりのノートだけ

現地の方々との会話は生活のために必須。
さらに、仕事としての任務を果たすためには、コミュニケーションが不可欠。
共通の言語を持つことは、そこに大きく関わってくる。
少しでも早く現地になじめるように、
すぐにでも、会話ができるように、と用意周到に準備したいところ、ですよね!?

ところが、I係長
「一切、日本語で書かれたハウツー本や役に立つ会話例文などは持っていきません」
「持っていくのは、ページ数が十分にある厚みのある真っ白なノートだけです。」

「???」


日本語を中心に考えない

その真っ白なノートの使い方。
現地に入ったら、耳に入る言葉を片っ端から書き込んでいく。
発音も細やかに、語尾まで正確に、‘上がる’、‘下がる’、‘伸ばす’・・・など特長を捉え、
とにかく書き込む。
わかった言葉の意味は、右側に。
この作業に徹底して取り組む。
わからない言葉があるときは、現地の人に問う。
何を意味するのか、どういう意味なのか。
現地の共に働く現場の仲間に尋ねるのだ。
まさに、現地に裸で飛び込んでいく・・・そんなイメージが頭に浮かぶ。

真っ白なノートは、いつの間にかI係長のオリジナル辞書となり、
厚みの半分くらいのページ数が文字で埋まる頃、そのノートもお役ご免となるらしい。
もう、何もなくても、困ることなく会話ができるようになっている。

「でも、現場の人たちが使っている言葉だから、汚い言葉だと思うんですよ」
「必要なのは、現場の従業員との共通言語をもつことだから、それで通用するんです」
「正式に話せる、というものではないかもしれないけれど・・・」


加えて。これを実践することによって得られる副産物がもう一つ。
おわかりでしょう。
その後の任務に大いに効果を発揮するのかもしれない。

現地の従業員たちに「教えてくれ!」という姿勢で接することによって、
受け入れてもらえ、早々に仲良くなり、コミュニケーションがはかれること。

「日本語を持ち込むと、どうしても上からモノを言う図式になってしまう。だから日本語を持っていかない。」
「日本人はプライドが高いから、それが弊害になってしまうと思うのですよ。」
「現地に入っていくことが大切なんです。」


きっとK社の海外で生産される精密な部品一つひとつ。
信頼できるものに仕上がって、日本に入ってくるに違いない。
なんたって、I係長、海外の品質保証がご担当。
I係長が自ら現地の方々とコミュニケーションを密にして、
生産体制を構築されているのですもの。
現地の方々も仲間を裏切らないように、正確な仕事をしようとしているに違いない。


コミュニケーションの作り方。
頭でわかっていても、なかなか実行できなかったりする。
まずは、飛び込んでみる。
わからない世界に、身をおいてみる。
やってみる、動いてみる。
その中で、持っている感覚を可能な限り駆使すれば・・・
必ず光が見えてくる!

何でも同じことだ、って感じます。

I係長に勇気と希望をわけていただいて。
ありがとうございました。

また、お目にかかりたいです!


                            やまぐち

2008年02月12(火)