【カタログ】ナビゲーター機能を付ける!
-お客様サイドでセレクトできるカタログをめざす-
概要解説
電装産業株式会社は流体制御機器を専門とする商社ですが、販売だけではなく、流体制御機器を必要とするお客様と、その技術を得意とするモノづくり企業の懸け橋となることを願い、開発にまで手掛けておられます。「数あるラインナップから、選んでいただく」ためには、製品の特長をわかりやすく説明しなければなりません。そのためには、提供するサイドから説明するのではなく、お客様の立場に立った展開が必要では?」 という当オフィスの提案を受け入れ、計量用組込型ポンプのカタログを制作することになりました。
課題
電装産業がメーカーと共同開発した高精度の微量計量ポンプ類の販売に力を入れておられましたが、営業ツールとしては単体のカタログとメーカーサイドが用意した仕様書の類しかありませんでした。
小型で、医用機器やバイオ、半導体などデリケートな機器に組み込んでもらう製品だけに、その性能が問われます。
トータルな技術力と個別の製品特性を訴求する営業ツールですから、スムーズに理解いただけるようなストーリー展開が必要です。
同時に、ラインナップカタログなので常備していただき、必要な時にお客様ご自身で最適な製品を「セレクト」していただきけるよう工夫したい、というご要望もありました。
ご提案
各製品の型番は、元々お客様に選んでいただきやすいよう、容量⇒材質⇒シリーズetc.というようなルールに従って付けられています。従来から、「セレクト」していただくことを意識した工夫の結果なのですが、そのご案内が不十分ではないかと感じていました。また、選ぶためには、前提となる「情報」が必要です。
お客様のご要望に対して徹底的なヒアリングを行う、という電装産業の営業姿勢を切り口とすることをご提案しました。
具体的には、「こんなことでお困りではありませんか?」に応えていく、という展開にしたかったので、ご要望に応じて必要なページに誘導する「ナビゲーション機能」と目次を連動させました。
具体的な構成として、
1. お困りごとナビゲーション ⇒ 2. シリーズの統括的な技術力紹介 ⇒ 3. ラインナップ紹介(規制品&特注品)⇒ 4. セレクトガイド ⇒ 5. オプション紹介
をご提案しました。
また、写真も当方で全て撮影し、説明のしやすさを考え、表紙には原寸写真を利用してデザインしました。
結果
構成については、完成するまでに何度も練り直しを図りました。構成案を何度も営業会議に諮られ、シリーズの特長を共有し、誰にどう売るのかを熱心に検討されるなど、ご提案が自社製品を語り合うきっかけにもなったようです。
現場で活用していただくツールにするには、実際に使う方(電装産業では営業パーソン)の意見が不可欠。その意味でも、お客様と一緒になって創り上げた「使えるカタログ」となりました。
2007年11月14(水)







